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まいにちナチュラル

まいにちナチュラル

自分の治癒力を信じること

薬や病院に頼らない生活をするには。

それは、病気や不快な症状を嫌な事と思い、
できるだけ簡単になくす、という考えをまず捨てること。

のどが痛い、湿疹ができて不快
だから、薬を飲んで塗って治める。
ということと、
風邪のウィルスを感じ、湿疹の原因を探し、
体を温め、最近の食生活を見直すことは違う。

薬も食べ物も体が治るのを助けるものであり、
それ自体が治すわけではない。

治るのは自分の力。

体が治っていく様は、時にちっぽけな知識では計り知れない様子を見せる。

それでも自分の力を、体がおこしていることを信じる。

のどが痛くなって、せきがでて、痰がでて鼻水が出て、治っていく。
湿疹が出て、赤く腫れ、血が出たり膿んだりして、かさぶたになり治る。

今ここにある体は、昨日食べたものだけで出来ているわけではなく、
産まれてからこれまで食べてきたもの、吸ってきた空気、触れてきた環境
感じてきたこと、見たこと、話したこと、聞いたこと
笑ったこと、怒ったこと、泣いたこと、喜んだこと
そんなすべてが形作ってきた集合体なのだろう。

受精体として誕生した時に与えられた細胞がどんどん分裂し
こうしている間にも、細胞は私の中で細胞は死に生まれ、
新しい私の一部となり、刻々と変化している。

その細胞が記憶している遺伝子は、地球の記憶、宇宙の記憶とつながっている。

今目の前に起こっていることだけで、判断しない。
それが、自分の力を信じること、だと思います。


はじめに
アトピー性皮膚炎のステロイド治療を否定しているわけではありません。
症状・合併症によっては医師の判断が必要なので、安易に薬の使用を停止する事は危険を伴います。
長年ステロイド剤を使用してきたかたは、大なり小なりリバウンドと呼ばれる皮膚の炎症・落屑がおきることを覚悟してください。


脱ステロイドとは、アトピーの特効薬といわれるステロイド剤の使用を止めること、を一般的には言うように思います。
私はステロイド剤を含む一切の免疫を抑制する外用薬、内服薬を使用しないこと、さらにその患部を軟膏等で保湿しないこと、と考えるようになりました。

体が炎症を起し、湿疹を作り、滲出液を出し、皮膚の細胞を壊してまで排出させようとしていることを妨げない。
痒みによって血が出るなら、その血も出してやる。

ただその炎症を最小限にするために、
・腸内環境を整える
・自律神経を整える
・規則正しい生活をする
・嗜好品・精製食品を控え食べ過ぎない(落屑が激しい時は高たんぱく低水分)
・できるだけよく寝る(夜10時から2時の間は寝る努力をする)
・できるだけ気にしない(鏡を見ても良くなったところだけを喜ぶ)
・できるだけ楽しく生活する。
・絶対良くなると信じる。

そしてできた傷をなるべくひどくならないようにする。
・常在菌が死なないように保湿はしない。(特にオイルやワセリンで)
・肌を弱酸性に保つようにする。
・患部は洗いすぎてはいけないが清潔にする。

アトピーの不思議なところは、やけどのような炎症を起しても、
治る時は跡形なく治ってしまうところです。
滲出液が一晩中出て、痒みで寝られず、手がだるくなるまでかきつづけて、
血がにじみ、かさぶただらけになっても、
いつのまにか汁が減り、かさぶたが小さくなり、皮膚が作られ、
患部が小さくなり、眠れるようになる。
それは何度も繰り返されるかもしれない。
それでも、そのたびに深く炎症で傷ついた皮膚は再生しきめを取り戻していく。

皮膚に出る症状を悪化とだけ捉えず、
その原因を考える。
季節の変わり目かもしれないし、代謝が良くなったのかもしれない。
最近ちょっとお菓子を食べすぎたことかもしれない、
ストレスが溜まっていて、触りすぎたかもしれない。
老廃物をためやすい体質であることを自覚し、
意識的に有害物質を取り入れず代謝をあげる生活をする。
冷えをなくし自律神経を整え、バランスの取れた体にしていく。

そのために、
半身浴(基礎代謝を上げるため)
玄米菜食・マクロビオティック(老廃物をためない、排出しやすくするため)
軽い運動(ヨガなど体のバランスを正常にするもの)
を日常生活に取り入れていくことが、完治への近道だと思います。


最後に、
薬を塗っていた自分をけっして否定しないでください。
どんな小さな炎症でも、薬を使わず乗り越えられた自分を誉めてあげてください。
そして、できれば家族や親しい人には、自分のやっていることやりたいことを一生懸命説明してみてください。(すぐにはわかってもらえなくても)

一生付き合っていかなくてはいけないのは、アトピーという症状ではなく、
自分自身であること。
それに気づけば、少しずつ良い方向に向かっていけるように思います。


















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